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リチウムイオン二次電池用セパレーター

リチウムイオン二次電池用セパレーターとは

リチウムイオン二次電池の主要材料のひとつです。リチウムイオン二次電池内の正極材と負極材間のリチウムイオンの行き来を可能にしながらも分離することで、ショートによる過熱・発火することを防ぐことができます。

リチウムイオン二次電池の主要材料は、正極材、負極材、電解液、セパレータであり、4つの主要材料以外に、金属箔、バインダー、添加剤など関連部材は、20〜30点ありますが、リチウムイオン二次電池の性能と材料原価は主要材料により、概ね決まります。

リチウムイオン二次電池の
安全性を担っています

リチウムイオン電池用セパレータには、一般的にポリオレフィン製の微多孔膜が用いられており、正極材と負極材を隔離しつつ、正極・負極間のリチウムイオンの効率的な稼働を確保する役割があります。また電池が異常発熱し高温状態になった場合、ポリオレフィンが溶融して孔を塞ぐ安全機能(シャットダウン特性)により、リチウムイオンの移動を阻止して安全に電池の機能を停止させる重要な役割があり、電池の安全性を担っています。