株主・投資家の皆様へ

現在、リチウムイオン電池の用途は、従来のPCやスマホといった民生用から自動車用へと大きく広がっていく黎明期にあります。そのため、数年前からリチウムイオン電池の主要部材であるセパレータのメーカー各社も将来の供給能力確保のために積極的に設備投資を行っています。また、自動車用電池では、民生用以上に機能の高い電池が求められております。

弊社においても数年前から自動車用リチウムイオン電池向け製品供給の準備を進めており、数年前からは新規大型案件への採用に向け、工場用地の確保、大型製造設備への投資を積極的に行い、将来のリチウムイオン電池の需要に対応すべく供給能力の確保・セパレータ性能の向上に全力を挙げて取り組んできました。そのため、一昨年・昨年と先行投資が続き、大きな費用負担をしてきたことにより、2年連続で当期純損失を出す結果となりましたが、今年からは欧州EV向けの販売がスタートできる見込みとなりました。これも株主様のご支援の賜物であると感謝いたしております。

来年以降は、今年以上に自動車のEV化が促進されることから、リチウムイオン電池の需要も大きく伸びる見通しであり、この機会を逃さぬよう、日々の努力を重ねて、さらなる事業規模の拡大を積極的に行っていく所存です。
なお、この度第15期目を迎えることができたことは、ひとえに皆様のご支援の賜物であり、心より感謝申し上げます。今後とも、皆様のご支持をいただけるよう事業に邁進してまいりますので、ご支援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

2019年1月
ダブル・スコープ株式会社
代表取締役社長 崔 元根